2009/08/04

シータの脱走顛末記

今朝、11時頃洗濯物を干して、家に入ると、玄関で下僕2号の叫び声。
「網戸が開いてる!!」
慌てて玄関へ行くと、シータがいない!
涼しい顔をしてくつろいでいるのはトムさんだけ。
下僕2号は外で「こら、シー! 戻ってこい!」となおも叫んでいる様子。

『シータが脱走した!!!』

私が外へ出た時にはシータの姿は無く
下僕2号が言うには、今ちょうど隣家へ入って行くのを見た、とのこと。
(お隣さんはおばあさんの一人暮らし。玄関も網戸も開けっぱなしで
ご本人さんはTVを見ていたようす)
慌てて隣の家へ行き、事情を説明すると、家の中を探してくれたんですが、
「猫が入ってきた様子はないけどなぁ」とお隣さんの話。

他にドアの開いていた家は無いし、方向から言っても他に入り込む場所はないから絶対にお隣さんちのどこかでいるはずなんですが・・・。
猫を飼ったことのない人は探し方も知らないし、見逃しても仕方ないし。
・・・かといって、まさか一人暮らしの老人の家にずかずか上がり込むわけにはいかず、家の前でほとぼりが冷めて出てくるのを待つことにしました。
この間、ドア付近に猫砂をまいたり、カリカリの入った容器を振ってさざと音を立ててみたり、考えられる事をやってみましたが、反応ゼロ。
ドアから出てくる気配もありません。

そんなこんなで、待つこと2時間。
まさか夜までこの状態が長引くんじゃないかと思いかけた時、父が病院から帰ってきました。

父は隣人と世間話をしながら、家へ上がり込む事に成功した様子。
(やっぱり普段から近所付き合いはしておくべきだと痛感。)
しばらくすると、シータを抱えた父が出てきました。
隣の家も我が家と同じ間取りなので、ちょうど私の部屋にあたる場所の隅っこで、頭を隠して小さくなっていたらしいです。

ああ、良かった! 見つかった!

というわけで
シータのプリズンブレイクは幸いにも2時間で解決しましたが、とにかく心臓に悪かったです。

このまま見つからなくて、隣の家の中で粗相したらどうしよう?とか
気がつかないうちに隣の家からも出ていって、もっと遠くへ行ったらどうしよう?とか、いろいろ考えて凹んでしまいそうでした。
▲野良モードで警戒中のシータ
ところで、現在のシータ。
怖い思いをしたのがまだ尾を引いているらしく、下僕の顔も見忘れたようで、顔つきと態度が『野良猫』モードになっています。・・・・orz
▲「もう誰も信じられない」モード(たぶん)のシータ

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